コロナ禍の中でも発生する調査

　テイシンは福岡県福岡市博多区、福岡県北九州市小倉北区に拠点を置き、創業６０余年の歴史を持つ福岡県弁護士協同組合特約店の総合調査会社、探偵社、興信所です。

　新型コロナウィルスに感染した場合、保健所などから感染経路の解明のため、行動履歴調査や接触者調査が実施され、個人の情報保護に留意された上で公表されています。

　その経緯で不倫、不貞行為や胡散臭い素行などが発覚するケースを恐れ、不倫カップルや性風俗店への出入りや類似するサービスの利用、疑わしい行動をとる者は減り、比例して調査会社、探偵社、興信所へ行動調査を依頼する者も減ると考えられましたが…。

今のところと問い合わせは減っておりません。

つい先日、北九州市の(株)テイシンにも連絡を入れ、新型コロナウイルスが事業に影響しているかどうかを話し合いました。

「そちらはどうですか？何か影響ありましたか？」

「いやぁ、まったく減っておりませんよ。今のところ浮気やら男遊び、女遊びにコロナ騒動が影響している様子はないですな・・・」

「感染症に対する危機意識よりも会いたい、遊びたい気持ちが勝るっちゅうわけですな」

「こんだけ騒がれてるのにですね、時代や社会情勢が変わっても男女の問題は相変わらずですよ！」

「そういや昨日も“夫が飲み屋のママと男女の関係にあるからそのママの名前と住所を割り出してほしい ” という相談が来ました」

「こっちは“買取店を営んでいる人が利用している大口の客がどんな会社に勤めているのか、経営しているのか、どういう会社なのか調べたい ” という依頼がありましたよ」

　各自治体から不要不急の移動自粛要請が出されている現状ですが、こと調査に於いては自粛出来る調査ばかりではありません。

　特に企業案件、採用に関する調査、信用取引の調査などは企業側が採用予定者、取引会社に合否の連絡をする日程もある為、調査依頼を受ける我々、調査会社も迅速な業務が求められます。

換言するならば必要・火急の調査といったところでしょうか。

　もちろん、調査に於いては『密閉・密集・密接』といった「３密」を回避しながら実施されていますが、元々からして調査マンには危機意識の高さや慎重さ、判断力が求められる為、こういった社会情勢の中の調査もなんのそのです。

　個人事業で営んでいる興信所や私立探偵業者は活動そのものを自粛しているところもある様子ですが、弊社テイシンに於いては、取引相手が企業や法人が多く、私たちの仕事が社会の秩序維持、事件や事故の未然防止、各種トラブルの解決や防止に繋がっている為、悩ましいところですが営業活動自体を自粛するわけには行きません。

　依頼者、相談者にとっては新型コロナウイルスも気を付けなければならないが、 “ 既に抱えている問題や目の前にあるトラブルを解決してほしい”という思いを持った方ばかりです。

やはりここは一つ一つ真摯に対応していくしかなさそうです。